2016年02月27日

求心力

どうして仲良くなれたのか、実は分からない。
なんなら僕から指揮者の地位を奪ったのだから憎みこそすれ仲良くするいわれはない。
それでも、時間がなんとかしてくれたこともあり、多感な時期に苦楽を共にし、色んな機会に恵まれた。
そして今日があったわけだが。

高校・予備校・大学、サークルや部活でも一緒で、足掛け10年の仲の友達が結婚した。
とても素晴らしいものだった。

彼女の本当の魅力とは、常に周りの人間に配慮し、時にしょーもない事でも人を動かせる人徳と言うか、求心力があったんだなと思った。
それを理解するのに10年かかった。
それを理解するのに、高校時代は若すぎた。

昔はくだらない事を言いあってたが、お互い大人になったんだなあと僕も思った。

精一杯弾かせてもらいましたさ。
急性腸炎にかかっても絶筆にせず譜も書きましたさ。
本当にめでたい、でもなんかそういうの面と向かって言うタイプでもないし、ともかく音で返そうと必死でした。
無事やりきりましたさ。

本当におめでとう。
結構心の底からおめでとうと思っている、不思議と。

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Yuki
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2015
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2016年02月26日

【本日の一枚】ベートーヴェン(リスト編): 交響曲第6番ヘ長調《田園》 / Glenn Gould

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【本日の一枚】ベートーヴェン(リスト編): 交響曲第6番ヘ長調《田園》 / Glenn Gould

ベートーヴェンの交響曲の中では、実はそこまで好きではなかったんですが、改めて聴きなおしてみるとすごい曲だなぁと思いました。

2016年、今年のラフォルジュルネのテーマはナチュール。
田園は割と重要なレパートリーの一つ。

しかしグールドはご多聞に漏れず、流石なテンポ設定と揺蕩い。
グールドの演奏はすぐわかる上に、あれこれ何聴いてたっけとトリップしそうになる。
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2016年02月25日

【本日の一枚】A Scarecity of Miracles / Jakko M.Jakszyk, Robert Fripp, Mel Collins

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【本日の一枚】A Scarecity of Miracles / Jakko M.Jakszyk, Robert Fripp, Mel Collins

ロバート・フリップを筆頭とするキング・クリムゾン系列の作品としては実は一番好きなのがこれ。
もちろんKing Crimson名義でないしなんならフリップはメインですらないって話ですが、安定したゆったりした音楽観が非常に素晴らしい。
キング・クリムゾン休眠期にあった2011年にリリースされ、のちの復活へのきっかけにもなったという盤。
コリンズのサックスがいい味効かせる。
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2016年02月24日

【本日の一枚】大指揮者のピアノ曲 / 白石光隆

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【本日の一枚】大指揮者のピアノ曲 / 白石光隆

いつまでも休んでるのもアレなのでそろそろ再開!
最近見つけた珍盤。
指揮者ってだいたい作曲やってたり、作曲やってたんだけど手に職つけたくて指揮者やってたり、指揮と作曲ってとても親和性が高いです(?)。
そんな偉大な大指揮者の作曲家としての顔を覗いてみようというすてき企画。

フルトヴェングラーは割と有名だとしても、トスカニーニやセル、シューリヒトなんていう面白い選曲。
しかしみんなどうもロマン派な音楽。
現代現代している曲はなかなか書かないところを鑑みると、やはり彼らは指揮者なのかなぁと思ってしまう。
もちろんフルトヴェングラーは作品大好きだし僕はすごく評価するけど、「この時代に必要とされるべき作曲家」ではないんだなぁと思ってしまう。

シューリヒトのソナタはなんかかっこいい、実にかっこいい。
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2016年02月20日

急性腸炎

驚きました。
早めに床についていたらムカムカして、起き上がった瞬間に強力な嘔吐。
脱水になるかと思い水を飲んだらまた嘔吐。
実家に匿われ三日間に及ぶ療養でした。

こんなに体調を崩すのは久しぶりです。
医者に診てもらったところ、嘔吐はすごくても下痢、腹痛がないのでノロの可能性は低いし、インフルも検査で陰性でしたので、普通のウィルス性急性腸炎という事で落ち着きました。

季節も変わって体調崩し易いし、最近はいろいろ準備とかもあり精神的に参っていたのかもしれません。
適度に休憩を取りつつ適度に過ごしていきたいですね。

また近いうちに【本日の一枚】はじめます!


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2016年02月14日

【本日の一枚】フェインベルク: ピアノソナタ全集

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【本日の一枚】フェインベルク: ピアノソナタ全集

チャイコフスキー: 悲愴のピアノ編曲版でご存知の方も多いかと思います。サムイル・フェインベルク。
ラフマニノフと同時期に活躍しソビエト系ピアノ音楽を盛り立てた巨人の一人。
そして彼が紡ぐ12曲のピアノソナタは、新約聖書とまではいかなくとも、それに類する大全のような作品群。
一曲一曲はなかなかに個性的でかっこいい。

BISレーベルから出て2枚のアルバムで構成される本盤は、Nicolaos Samaltanos、Christophe Sirodeauの二人のピアニストが分担して12曲を弾いています。
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2016年02月12日

【本日の一枚】奴婢訓 / J・A・シーザー

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【本日の一枚】奴婢訓 / J・A・シーザー

本日の一枚というより、今日奴婢訓公演を観てきました。
アングラ演劇を恥ずかしながら初鑑賞。
シーザー好きを標榜しながらこれはあかんと思い参戦した次第。

主人の不在が起こす狂気と混沌。
主人という存在がないと正常に回らない奴婢は、性悪説を肯定された人間そのものに見えていろいろ考えさせられました。
そして主人の不在から、召使の不在というげに恐ろしい結末。
脳みそパンクしそう。
しかし汚さ、醜さ、美しさ、エロさ、凄さが入り混じってた、ダリアちゃんのエロさはハンパない。

席ブロックが端っこだったので、見事に役者さんに絡まれました。楽しい楽しい。
というわけで早速物販で買った奴婢訓を聴く。


開場の時から思ってたのだが、まず客入れ音楽が素晴らしい。
怪異のミニマルアンビエント。
3と4が入り混じる最高に気持ち悪く最高に美しい音空間。
サントラにも入ってて嬉しい。

劇の要所要所の音楽、唄を聴きながら先ほど見た舞台を思い返している。
咀嚼しながら奴婢訓を思い出す。

寺山修司の言葉の使い方とシーザーの言葉の使い方は似ていて違う世界。
説明が難しいが、様々な単語が詰め込まれる事で瞬間的な化学反応が起きて目がパチパチするのだが、二人の化学反応は全く違う色になる。
こう脳みそフル稼働させてくれる表現、好きだなぁ。
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2016年02月09日

【本日の一枚】国境巡礼歌/J・A・シーザー・リサイタル

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Yukiの中では有史以来最強のプログレロックだとおもってます、國境巡禮歌。
寺山修司の片腕にして日本プログレロック界に君臨する異端児:J・A・シーザーのライブアルビムにして、もはや唯一のオリジナルアルバム。
寺山修司の言葉が溢れていながらも、シーザーの音楽が完全に支配した主従逆転の世界観。
オリジナルアルバムとも呼ばれる所以ですが、大鳥や人力飛行機のエネルギーたるや感涙の域。

ちなみに最近はこのコンサートの完全版が復刻しました。そちらも構成ががらりと変わりこれはこれで新鮮なのです。
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2016年02月08日

【本日の一枚】ブラームス&ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 / ヒラリー・ハーン

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ヒラリー・ハーンがすごく好きで、彼女のアルバムは大抵持っているのですが、その中からあえてブラームスを。
しかし後作のメンデルスゾーンといい、ジャケがゴスくてかわゆい。

ヒラリー・ハーンのヴァイオリンは暑苦しくないのに強いという印象でした。
特にブラームスはその良いところが出ている気がします。
知的・聖的でもパッションは置き忘れていない。
そんな感じ。
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2016年02月07日

極寒

2月に入って、いや今年にはいって唐突に寒くなりました。
暖冬はどこいった!

さて定期更新を意識して【本日の一枚】っというのをやっております。
好きな音楽や気になった音楽をご紹介しながらみていこうかなぁと。

乃木坂のピアノ譜を買いました。
なんかめっちゃ弾きたいですあれ。


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Yuki
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【本日の一枚】De la nuit / 渋谷淑子

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【本日の一枚】De la nuit / 渋谷淑子

現代音楽のピアノの中でも、素晴らしいものが集中しており、個人的にはかなりの良盤だと思う。
湯浅譲二に松平頼暁、ナンカロウなど良い選曲。
そしてコート・リッピのピアノとコンピュータのための音楽は、僕自身も学生時代に研究した曲でライブエレクトロニカの原典とも言える作品。

何度でも言うが、本当に意義深い選曲。
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2016年02月05日

【本日の一枚】ウストヴォーリスカヤ: ピアノソナタ全集 / Marianne Schroeder

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エックハルトグラマッテとかエレーナロメロとか聴いてて女流作曲家っていいなって思ったこの頃、最近の女流作曲家マイブームのきっかけになった盤を。

ロシアの大女流作曲家、時にはグバイドゥーリナとかとも比較される女傑:ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ。

ショスタコーヴィチと親密になり彼にも師事してはいるものの、自身の作品と彼との関係性を一切否定した孤高の作曲家。
そんな孤高さが表れた、孤高のピアノソナタ6篇。

なんかいろいろかっこいいよ、と心が少し震える。
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2016年02月03日

【本日の一枚】エックハルト=グラマッテ: ピアノソナタ全集 / マルカンドレ・アムラン

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ちょっと日があいてしまいましたが、またいつもの衝動的CD聴きたい買いたい病の発作が出ましたので。

ソフィー=カルメン・エックハルト=グラマッテはロシアに生まれカナダで活躍した女流作曲家。
ピアニストとして活躍したものの最初の夫の画家ヴァルター・グラマッテを失って以降作曲を学び始め作曲に専念するようになったそうです。交響曲や協奏曲などを書く一方、本盤に収められた6曲のピアノソナタも書きました。
明快で楽しくもかっこいい、ちょっと初期ロマン派のようなソナタかと思ったら、おいおいおいおい!と驚かされる音が入ったり、一筋縄でいかないあたりがまた20世紀の作曲家だなぁと思います。
遺作?断片だけ残った?ソナタ第7番があるようですが、実質これが全集です。
Hyperionレーベルからではないですが、あのアムランが手がけたというのもなかなか面白い。

しかしシャミナードやウストヴォーリスカヤなど、女流作曲家というのもなかなかすさまじい曲書くひとは多いです。
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