2016年09月26日

(再投稿)泡雪屋浪漫譚終演の徒然

以前投稿していたものがなぜか消失していることに気付き、
むーとなっていたので、再投稿です。
下書き残ってて良かった。

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20160914.jpg
撮影/後藤一平


はてさて、無事「緊縛夜話第十三夜:泡雪屋浪漫譚」終演いたしました。
ご来場いただいた方々、誠にありがとうございました。

感想の中でもちらほら、ピアノが良かったという声もいただけて、なんとか役目は全うできたのかなぁ胸をなでおろす所存でござい。


泡雪屋浪漫譚は、今年頭にフココレでの初演時に観客として観劇した。
その時はプライベートでちょいドタドタしており、あいにく参加はできなかったのだが、初演を観て「ああなんで参加できなかったのだろ悔しいなぁ」と思ったのを憶えている。
第1曲を弾きたいなぁと強く思ったほど。
そしてプライベートのドタドタがなんとか落ち着き、「創作活動を再開したいなぁ、手始めにあの劇の音楽のアレンジとかしたいなぁ」とか思ってた矢先に今回のオファーもいただいた。
なんたる好機。

舞台に生ピアノはある、1日だけなので生演奏できる。
劇伴生演奏をもう一度できる。
一時休業が明けて矢先の今回のオファー。
本当に嬉しかった、しかもこんな好待遇。

案の定とても楽しかった。
演りたいことは演らせてもらったし、音楽と演技は親和性高く保てた。
やっぱり生劇伴は楽しいし演りやすいなと改めて思った。

劇伴は何度かやる機会があったけど、録音ではなかなか思うようにできず、歯がゆい思いをしたことも多々あった。
それでも幾度かの演奏機会と創作を経験して少しずつ僕の音楽も変わっていった。
そして実に5年ぶりくらいの生劇伴。
今の自分が出せる音楽はすべて出せたと思う。

実は今回一番気合い、というか思い入れが強かったのは背中の絵入れのシーン。
初演で見たときもここで一番「僕が、僕こそが音楽をつけたい!」と思ったシーンだった。
ここ数年やっているアンビエント的アプローチを生かしつつ、空間・空気を創りあげたい、そういう思いが強く色濃く反映した場面だった。

個人的にはかなり僕好みの音空間的演出はできたと思うのだが実際はどうだっただろうか。

実は後ろ向いてずっとピアノ弾いてたので舞台を1ミリも観ていないのだが、完成された舞台が観たくて観たくてしょうがない。


当日もずっとテンションが高かった。
神懸かった照明、完成された舞台、練習時とは比較にならないほど洗練された演技と演出、そして有末剛氏の神業。
これに、この作品に係われたと改めて思ったら指が止まらなかった。
客入れから客だしまで2時間×3ステ×2(本番とゲネ)の12時間ぶっとおしでピアノから離れたくなかった。
こんなにのめりこめたステージは久しぶりだったなぁ。


思いつくままにとりとめもなくだらだら書いたが、とりあえず僕は今回この舞台に立てたことが本当に嬉しく楽しく思っているということだ。
ザムザさん、有末先生、スタッフさん、役者さん、
そして今回僕を引き寄せてくれたおはなさん。
感謝の気持ちがとまりません。
数日経ってもまだあの非日常の余韻が心地いい、そんなこの作品に携わらせてくれて本当にありがとうございました。


感謝の印に今回弾いた楽曲はあらためて録音して残したいと思います。
がんばるぞ!

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[BGM]
Retrospect, For Piano
Yuki
Yuki
2015
posted by Lobgesang / Blog at 00:09| 神奈川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする