2016年03月10日

【本日の一枚】わたし革命ファルサリア《起原譜》《変身譜》 / J.A.シーザー

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【本日の一枚】わたし革命ファルサリア《起原譜》《変身譜》 / J.A.シーザー

ここ最近、発売日、いや入荷日を楽しみにしたときがあっただろうか。
待望の、超待望の発売、おそらくこの盤はボクの人生を変えるものとなるだろう。
正確には、もう既に人生を変えた盤なのかもしれない。

ボクの人生を変えた「少女革命ウテナ」、そのウテナの世界観を決定づけたJ.A.シーザーの音楽。
言葉と詩、列挙という手法が生み出す「世界の拡張」。
わたしとワタシと私、表現としての自分探しという根源的本質がもたらすアドゥレセンスの感傷と思索。

起源譜では生々しいシーザーの音そのものがひしめいている。
主に劇中後期のクライマックスを盛り立てたウテナのために書き下ろされた楽曲群。
「体内時計都市オルロイ」「ワタシ空想生命体」など御影や暁生が跋扈したシーンが甦る。
そして変身譜では文字通り、「少女革命ウテナ」の音楽担当:光宗信吉が変身させた(=編曲した)シーザーの楽曲群で構成。
元は万有引力の公演の劇中曲であったものを見事に華麗に仕上げている。
劇中前半の世界観を決定づけた懐かしくも美しい響きが溢れている。
特典盤では劇中曲の候補に挙がった3曲を収録。
起源譜と変身譜の中間に立つ世界観がまた堪らない。

ブックレットも素晴らしく、「ウテナ」のビジュアルを敢えて使わず新たな意匠を施したモノ。
これ自体が新作の詩集という作品のような代物である。

アングラ演劇とアニメが絶対運命に導かれて巡り会った化学反応。
世界を革命した少女の無窮の歴史は今なお鮮やかに息づいている。
posted by Lobgesang / Blog at 02:23| 神奈川 ☔| レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月07日

崩れた自身へのために

こんなに体調を崩した事は多分今までなかった。
からどちらかというと身体よりも精神が参ってしまった。

健康を失するのがこんなに空しく虚しいのかと感じた。
それでも地球って美しい。

自分自身のために寄り添う音を。

Meditation No.1 for Piano by Yuki

それでももう少し生きていたい。

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[BGM]
Retrospect, For Piano
Yuki
Yuki
2015
posted by Lobgesang / Blog at 00:45| 神奈川 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

【本日の一枚】薔薇卵蘇生録ソフィア -中世よ甦れ!- / J.A.シーザー

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【本日の一枚】薔薇卵蘇生録ソフィア -中世よ甦れ!- / J.A.シーザー

まもなくわたし革命ファルサリアが出るのでそれに先駆けて。
わたし革命ファルサリア2タイトルと併せてこの薔薇卵蘇生録ソフィアでウテナ関係のシーザー曲はコンプリートできると思います。

少々革命ウテナはそのテーマ性と芸術性の高さから僕のバイブルなのですが、その作品の魅力を決定付けたのがシーザーの合唱曲。
劇中で使われた作品は前述のわたし革命ファルサリアに収録されるが、この薔薇卵蘇生録ソフィアは音源自体は劇中では使われなかったものの、劇場版アドゥレセンス黙示録をイメージしたアルバム。
ウテナをモチーフにしつつも限りなくシーザーのオリジナルアルバムともいうべきオリジナリティをもち合わせた傑作。

シーザーオリジナルのシュラや中世もすごいのですが、アストラガルス地球双六や海月など名曲ばかり。
posted by Lobgesang / Blog at 02:40| 神奈川 ☁| レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

【本日の一枚】GLASSWORLDS / Nicolas Horvath

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【本日の一枚】GLASSWORLDS / Nicolas Horvath

ひょんなことからちょっとした長期休みになったのですがとりあえずグラスをひたすら聴く平日。
Jeroen van Veenの全集よりも気持ち攻撃的な印象を受けたが、まずこのアルバムの構成自体が素晴らしい。
2巻のエチュードもグラスのすばらしさを存分に発揮しているが、新作の3巻はあえて作品のまとまりを崩して収録し時代の変遷を強調。
新録音のソナチネ第2番もグラスのクラシック性(古典への理解とも言うべきか)を少し感じられる興味深い音。
posted by Lobgesang / Blog at 22:14| 神奈川 ☀| レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

求心力

どうして仲良くなれたのか、実は分からない。
なんなら僕から指揮者の地位を奪ったのだから憎みこそすれ仲良くするいわれはない。
それでも、時間がなんとかしてくれたこともあり、多感な時期に苦楽を共にし、色んな機会に恵まれた。
そして今日があったわけだが。

高校・予備校・大学、サークルや部活でも一緒で、足掛け10年の仲の友達が結婚した。
とても素晴らしいものだった。

彼女の本当の魅力とは、常に周りの人間に配慮し、時にしょーもない事でも人を動かせる人徳と言うか、求心力があったんだなと思った。
それを理解するのに10年かかった。
それを理解するのに、高校時代は若すぎた。

昔はくだらない事を言いあってたが、お互い大人になったんだなあと僕も思った。

精一杯弾かせてもらいましたさ。
急性腸炎にかかっても絶筆にせず譜も書きましたさ。
本当にめでたい、でもなんかそういうの面と向かって言うタイプでもないし、ともかく音で返そうと必死でした。
無事やりきりましたさ。

本当におめでとう。
結構心の底からおめでとうと思っている、不思議と。

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[BGM]
Retrospect, For Piano
Yuki
Yuki
2015
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